受信改造メニュー

NASA72GX-II の受信関係改造メニューは以下のとおりです。
（作業料金＋部品代込み、送料別）


の項目はオーバーホール＋チューンアップと同時に実施、またはNASA28AM-II ノースランド仕様、NASA72GX-II ノースランド仕様およびOH＋TuneUp中古品セットのご購入時に実施の場合は1,000円引きとなります。

◎受信感度改善

• 2BAND受信感度UP改造　5,000円（注１）
• 3BAND受信感度UP改造　9,000円
  
  28M帯と27M帯の両方がともに最高感度で受信できるようにします。
  
  普通、28.3MHz近辺を最高感度に調整すると、27M帯の受信感度は28.3M帯より約-8dB程度（注２）劣化してしまいます。
  この状態で27005や合法CBを聞こうとしてもかなり耳が悪くなっていますので、これを28.3M帯と同じく最高感度になるように自動調整します。
  
  またこれと同様に、28.3M帯と28.8M帯をともに最高感度にすることもできます。
  
  さらに、3BAND受信感度UP改造なら27M帯、28.3M帯、28.8M帯の3つのバンドを全て最高感度にすることもできます。
  
  
  （注１）27M受信感度UP改造は2BAND受信感度UP改造に名称変更しました。
  
  （注２）信号の大きさで表すと約1/6になりますので、微弱信号だと聞こえなくなるレベルです。
  
  
  
• 受信感度3段切替 　4,000円
  
  受信感度をHI・ノーマル・LOの3段階に切り替えます。
  
  LOモードはランデブーでの交信時など、相手の電波が非常に強力なときに受信音が歪まないようにします。
  
  またHIモードはEスポ時など感度を上げたい時に便利です。
  よくある受信トップへの改造ではなく、受信回路全体の感度を切り替えていますので、S/Nの悪化による了解度の低下を抑えています。
  
  HIモードの回路を一部変更し、従来よりも更に了解度がアップしました。
  
  
  
  

◎受信音改善

• 受信専用オーディオ回路　6,000円
  
  ノーマルでは変調用と受信用で共通になっているオーディオ回路を、ハリケーンや28AM-II などと同じように受信専用に新たに別基板を取り付けて、音量アップや音質の改善ができるようにします。
  
  音量不足でお悩みの方や、ハリケーンのようなソフトな受信音にしたい方、送受信の切り替え時にスピーカーから出る「ブツッ」音を小さくしたい方などにおすすめです。
  
  更にこの改造と強烈吸い込み変調を同時に実装すると、高音チューン仕様が選択できるようになります。
  
  
  
  

◎操作性改善

• 受信ch一発切り替え機能　5,000円〜
  
  27.005などの良く聞く周波数にスイッチ一発で切り替える機能です。
  最大5チャンネルまで実装できます。
  
  モービル運転中でも簡単に操作できますので大変便利です。好評です。
  
  1チャンネル実装 ：　5,000円
  2チャンネル実装 ：　7,000円
  3チャンネル実装 ：　11,000円
  5チャンネル実装 ：　13,000円
  
  3チャンネル実装と5チャンネル実装は一発切替照明（一発切替時スイッチの裏からブルーで点灯）が付きます。
  
  
  
• 28305一発切り替え機能　6,000円〜
  
  28.305MHｚに一発でQSYできます。便利です。
  
  一発切替照明無し ：　6,000円
  一発切替照明付き ：　10,000円〜
  
  分類の都合上、受信のカテゴリに入れてますが、もちろん送信もOKです。
  
  
  
• 28305＆27005一発切り替え機能　8,000円〜
  
  28305一発切り替え機能に受信ch一発切り替え機能をミックスしました。
  
  一発切替照明無し ：　8,000円
  一発切替照明付き ：　12,000円〜
  
  
  お客様（えひめＨＤ３３ てつばか番長様）の使用レポート動画
  
  
  
  
  
  
  
• SQ OFF機能　3,000円
  
  スイッチの切り替えでスケルチを強制的にOFFにできるようにします。
  
  スケルチ使用時、フェージングを伴った弱い信号を受信する際などは普通は一旦スケルチボリュームを回してスケルチ解除しますよね？
  で、そのあと待ち受けに入るときにはまたスケルチボリュームを回してスケルチを効かせるわけですが、運転中はこの操作結構面倒で危険です。
  
  この機能は上記の操作がスイッチ一発で簡単にできるようになります。
  意外と便利ですよ〜。
  
  
  
• ANL OFF機能　3,000円
  
  微弱電波を受信する際、NOISスイッチをOFFにすると了解度が上がることがよくあります。
  
  これは、ANL（オートノイズリミッター）が微弱電波の信号も弱めてしまっているためで、72GX-II はNOISスイッチをONにするとNB（ノイズブランカー）と連動してANLもONになるために、このようなことが起こります。
  
  但しNOISスイッチをOFFにするとANLと一緒にNBもOFFになってしまうので、NBが効いているノイズ環境だと逆に了解度が下がるケースもあります。
  
  一方、NBはきちんと調整された状態であれば、受信感度や受信音に悪影響を及ぼすことは全くないので、通常の運用ではNBをOFFにする必要性はほとんど無く、あるとすればNBの効き具合を確認できるぐらいのものです。
  
  そこで、NBをONのままANLがOFFできるようにしました。
  合法CB受信など、微弱電波を受信する機会が多い方におすすめします。
  
  
  
• NOISスイッチ3段切替　4,000円
  
  NOISスイッチを3段のものに変更し、ANL OFF改造にNB OFFのポジションを追加します。
  上から、両方ON−ANLのみOFF−両方OFF となります。
  
  やっぱりNBもON/OFFできるようにしたいという方はこちらをどうぞ。
  
  
  
• NOISスイッチ機能追加（ANL OFF機能）　3,000円
  
  NOISスイッチを通常の2段から3段スイッチに変更し、更に別な切り替え機能を追加できるようにします。
  
  フロントの切り替えスイッチに空きが無い場合でも、SQ OFF機能やスタンバイピーON/OFF機能などが使えるようになります。
  
  NOISスイッチの機能はANLのON/OFFのみとなります。NBはON固定です。
  
  
  
• NOISスイッチ機能追加　5,000円
  
  従来のNOISスイッチ機能をそのまま（NB＋ANL ON/OFF）にしたタイプも引き続き受注します。NBのON/OFFが必要な方はこちらをどうぞ。
  
  
  
  

◎セパレート受信

• 逆スケルチ機能　5,000円
  
  微弱な信号のみ受信し、強力な信号はカットします。
  
  通常のスケルチはSQLボリュームを時計方向に回していって、ノイズ音が消えるところに設定しておくと、信号が入感したときだけスピーカーから音が出ますよね？
  逆スケルチ機能はこの逆の動作、すなわち通常時はスピーカーから受信音が出ますが、設定レベル以上の信号が入感したときはスピーカーから音が出なくなります。
  
  これを利用すると、例えば受信は72GX-II で、送信は別の無線機で、というようなことができるようになります。（注４）
  
  
  （注４） アンテナは別々のものを用意するか、もしくは切替器等で送受信を分離するようにしてください。同じアンテナに2台の無線機を直結して送信操作を行うと故障しますのでご注意ください。